亀の石像

東日本大震災の復興祈願と第62回式年遷宮の奉祝事業として、平成26年に建てられた石像。昔神社の境内には池があり、たくさんの亀が自生していました。亀は長寿や幸運の象徴ですが、世界を支えているという伝説もあることから、不動の象徴とも云われています。
頭を撫でたり甲羅をさすったりと参拝の方々に親しまれています。

夫婦銀杏

二本の銀杏の連理木。連理木とは二本の樹木の枝が結合したものですが、夫婦和合や縁結びの象徴と云われています。むすびの社の夫婦銀杏ぜひ探してみてください。

青銅常夜燈

熊谷市の有形文化財に指定されている常夜燈で、天保十二年(1841)藍染業者によって奉納されました。
江戸時代の後期、武州紺と呼ばれる綿織物が生産され、羽生を中心とする北埼玉一帯で盛んに取引されていました。燈の台座には江戸や高崎、京都の業者を含む150もの藍染業者の名前が刻まれていて、当神社が厚い崇敬を受けていた事実を今に伝えています。

旧第二鳥居

寛文十年(1670)旧忍城主、阿部豊後守忠秋公によって献納されました。
鳥居の材質は小松石(安山岩)で原寸は高さ4.97メートル、幅6.6メートルあり、基礎は根巻き含めて三段構造の立派なものでした。しかし、平成10年(1998)事故によって貫の部分が破損してしまい、倒壊の危険もあったので翌11年新しい鳥居に新調されました。この由来を後世に伝えるよう残った柱と笠木とともに碑を建てて、境内に安置することにしたのです。