胎内くぐり(令和7年)
過日6月30日、髙城神社では毎年当日同時刻恒例の「胎内くぐり」が斎行されました。
数年前の災害級の暑さを思い出すかのような、大変高温多湿の気候となりましたが、
当日は非常に多くのご参列の方にご来社いただくことができました。
お招きさせていただきましたご来賓の皆様、当日ご来社いただいた全ての皆様に篤く感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。お暑い中大変ご苦労様でございました。
当日の天気予報では、昼過ぎから夕方にかけて気温が非常に高温になる予報でしたが、
実際の気温もほぼ予報通りになったことで、ご来社いただく方も夕方頃からかなり増えた様子でした。
神事に関しましては例年通り午前10時より、国道17号沿いの大きな鳥居の前で行われました。
この鳥居には県内でも有数の大きな茅の輪を取り付けており、茅の輪を目当てにご来社いただく方も多くいらっしゃいました。
神事が終わりますと、次は午後三時より午後九時まで、神社のご社殿内にて、
神職が氏子の皆様やご来社いただいた皆様のために、大祓詞という祝詞を只管に奏上しておりました。
祝詞奏上の合間には、ご案内のために社頭に立っておりましたが、時によっては境内から国道17号まで、
ご参拝の方の列が伸びてしまうような場面もあり、お暑い中お時間を取らせてしまい申し訳ございませんでした。
胎内くぐり限定の茅の輪守りや福笹、かや守、また限定の書置き御朱印のつきましても
大変ご好評をいただき、今年度分は本日6日現在で完売となっております。
事前にお取り置きのご連絡を頂戴した方も何組様かいらっしゃいましたが、
来年度以降も、あらかじめお問い合わせいただけましたらお取り置きも可能ですのでご相談ください。
人形(ひとがた)の取り扱いにつきましては昨年と同様、早期より境内にてご自由にお持ち帰りになれるものを設置し、
今年は更にお気持ちがある方に向けて、有料にて承る「夏越しの大人形(なごしのおおひとがた)」を開始いたしました。
こちらは通常の人形の5倍以上の大きさで作られた人形であり、一体千円からのお気持ちを頂戴することで、
胎内くぐり当日一日中に、ご社殿内のお外から見える位置にてお祀りをさせていただく特別な人形でございます。
神社周辺道路の交通規制が夜9時まで敷かれており、9時までにお越しいただいた方皆様が無事に
お参りを済ませられるかハラハラする場面もございましたが、露天商様方のご協力もあり、滞りなく撤収することができました。
髙城神社の胎内くぐりが熊谷市の夏の口火を切る、といったお言葉を頂戴することもございますが、
市内では一気にうちわ祭へ向けて雰囲気も夏らしく変わってまいります。
当社では夏でも見どころがありますように様々準備しておりますので、
暑さ対策をしっかりお済ませいただいて、ぜひとも夏参りとして皆様にお参りいただければと存じます。



