令和4年度 例大祭を終えて
過日、令和4年10月1日から3日にかけまして、髙城神社例大祭が滞りなく斎行されました。
本年も感染症拡大防止の観点から、例祭日の夜に行っているプチコンサートや、日中の青空市も自粛とし、
基本的には神事のみを執り行う形をとらせていただきました。
長く神社にお参りいただいている方よりは、やはり静かで寂しいというお声も頂戴しましたが、
こういった経験を礎とさせていただき、次回こそは明るく華やかな神事となるよう活かせればと存じます。
昨年からの変更点とし、2日の本祭の際に献幣使様のご出向、また総代・ご来賓の皆様をお招きさせていただきました。
時世柄例年通りというわけには参りませんが、お忙しいところ大変大勢の方にご来社をいただくことが出来ました。
例年神事の中で「巡行祭」として、神職・総代・献幣使全員で神社周辺を練り歩いておりましたが、
ここ数年は自粛していたところ、こちらも経路を若干短縮とはなりましたが、無事に巡行をすることができました。
神事では神職の人数を数名減らしての奉仕となりましたが、こうして小さな積み重ねをしながら、
祭典の在り方が少しずつ元の形へと戻ってきていることを実感する次第でございます。
神社ではこれより所謂七五三シーズンを迎え、すぐに酉の市、そして年末お正月と、例年慌ただしく時が進みます。
未だ消えぬ感染症の恐れ、また時期的にもインフルエンザの流行りだす時期ともなってまいりますので、
こちらをご覧の皆様におかれましても、お体にはくれぐれもご自愛いただき、良い新年を迎えられるよう、
大神様のご加護の元、健やかにお過ごしいただけますことをご祈念申し上げます。
本年も例大祭執行にあたりご協力いただきました各御関係者様方へ、この場を借りて改めて感謝申し上げます。
神社は、まずは地域の皆さまあっての存在でございます。
これからも熊谷総鎮守 髙城神社の大神様のお力により、地域、日本が平穏であることを願い、
此度のご挨拶とさせていただきます。重ね重ねになりますが、誠に有難うございました。