毎年12月8日は酉の市
本日11月15日は『七五三の日』とされており、諸説ございますので一概には申し上げられませんが、
江戸幕府5代将軍徳川綱吉公のご長男様が、ご健康をご祈念された日であったことにも由来すると言われております。
また当社で例年頒布しております「暦」にも記載がございますが、旧暦の11月15日は「鬼宿日」といわれ、
一時話題のアニメにも取り上げられました「鬼」が出歩かない日とも言われておりましたので、
何事をするにも吉とされていたことにも由来があるとされています。
当社も例年9月半ばから11月15日に向けて七五三のご祈願が多くなる傾向にあり、
ここ数年はコロナ禍により事前予約制の導入、並びに人数制限を設けておりますが、
本年も大変多くの七五三のお申し込みをいただいております。
この時期は境内にお子様の姿が多くなり、お祝いの雰囲気が溢れてとても明るく感じられます。
現在は感染症対策の一環として、混雑時には人数制限をしたうえでご祈願を行っております。
11月末日までは皆様の安全のため、各種ご祈願は基本的に「事前予約制」にて承っておりますので、
七五三に限らず、各種ご祈願をご検討の際は、まずはお気軽に社務所(048-522-1985)までお問い合わせください。
また、例年通りではありますが、12月8日は髙城神社では「酉の市」の日でございます。
東京では11月の酉の日を一の酉、二の酉、三の酉と言って、酉の日にお祭りをしていますが、
ここ埼玉県では、12月の2日に秩父、3日に川越、5日に深谷、6日に行田、8日に熊谷、
10日に大宮、12日には浦和と酉の市の日程が決まっており、「十日市」に代表されるように、
「市」の文字は「まち」や「いち」等、いろいろな呼び名がございます。
当社では「八日市」(ようかまち)と呼ばれており、明治39年(1906年)から始まり、毎年「12月8日」に祭典を執行しています。
境内南側の熊野社の傍には「熊谷酉の市起原碑」が立っておりますので、お参りの折には是非ともご覧ください。
髙城神社の縁起物の熊手御守は「かきこめ」と云われ、福運や財をかきこむという縁起から、
開運・開拓・殖産・商売繁盛・家内安全の御守として授与されています。
熊手御守もお色の違いでいくつか種類をご用意しておりますが、こちらはご商売をされているお店の方だけでなく、
”ご家庭に幸せをかきこむ”ということで一般家庭の方でも、もちろんお受けいただけるものでございます。
下記に熊手御守の画像を添付致しますのでご参照いただければと思います。
12月8日の当日は午前10時に神社で祭典が行われ、祭典執行後より順次、神社奉製の熊手御守の授与が始まります。
また併せて御朱印についてですが、当日はお持ちいただいた御朱印帳への直接の記帳は行いませんので、
御朱印をお受けの方には、事前に用意致します酉の市限定の書置きの御朱印を頒布させていただく形となります。
なお境内周辺の道路は、当日の13時~22時まで交通規制がかかる範囲がございますのでご注意ください。
当日は境内にお車で入ってくることは出来なくなっておりますので、神社の近くにございます「熊谷市役所」様、
並びに「八木橋百貨店」様には、酉の市でご来社の方に限り無料で駐車場の開放をご用意いただいております。
ご来社をいただく際は、是非ともこちら様方の駐車場をご利用いただきますようお願い致します。
昨年からの変更点としましては、本年は「露天商」の皆様に出店を依頼している点でございます。
「熊手商」の皆様には昨年同様ご出店をいただきますので、にぎやかな夜になるのではないかと思います。
感染症拡大の状況はここ熊谷市内でも連日変動的となっておりますので、状況によっては各種規制を行う場合もございます。
基本的には所謂コロナ禍より前の形へと戻せるよう予定をしておりますが、変更在り次第まずはHPにてお知らせ致します。
引き続きこちらのHPをご確認いただくか、社務所までお問合せいただければと思います。
本日は12月並みの気温とのことで、境内も大変寒くなっております。
お体ご自愛いただき、体調など崩されぬようご注意してお過ごしくださいませ。
高城神社社務所 048-522-1985(9:00頃~16:00頃、仏滅日は閉館)