夏越しの大祓式
昨日は毎年6月30日恒例、令和5年度の高城神社の「胎内くぐり」が滞りなく斎行されました。
新年を迎えてからいつの間にか半年が経ち、この神事を持って日々知らず知らずのうちについたツミ・ケガレを祓い、
残りの半年を健やかに過ごせるよう祈念するのが、当社の夏越しの祓いである「胎内くぐり」でございます。
昨年は”災害級の暑さ”とも称されるほどの過酷な暑さに見舞われ、熊谷市の気温は40℃前後となっておりましたが、
本年は所謂梅雨らしい、大変湿度の高い、昨年とはまた違った種類の暑さを激しく体感する日となりました。
ご参列いただきました総代、ご来賓の皆様、また一般のご参列の皆様もお暑く足元も悪い中、誠にありがとうございました。
未だコロナ禍の気配は消えてはおらず、日々気を付けて過ごすことに変わりはございませんが、
その上でも本年は大変多くの皆さまにご来社いただくことが出来たのではないかと存じます。
露天商の方々にも例年通りの数のご出店をいただいたこともあり、学生の方も多かったようにお見受け致しました。
一日を通して雨が降ったり止んだりを繰り返す不安定な気候でしたが、当社にご来社いただき重ね重ね御礼申し上げます。
神社が鎮座しております熊谷市では魅力のある行事がまだまだあり、その代表といっても過言ではないのが、
公には7月20日から7月22日にかけて斎行されます『うちわ祭』になろうかと思います。
ここ数年の各種規制に引き続きまして多大なご苦労がおありかと存じますが、熊谷を象徴する伝統的な神事の一つとして、
活気あふれる神事となりますことをご祈念申上げ、この度の胎内くぐり終了のご挨拶とさせていただきます。