酉の市(令和5年)
11月の七五三の繁忙期もピークを迎えようとしているこの頃になりますと、
髙城神社では毎年恒例となります12月8日の「酉の市」が目前となります。
コロナ禍を受けて始めることとなりました、七五三時期の当社の事前予約制でございますが、
本年も大変多くのお申し込みを頂戴し、どうにか混雑時期を乗り越えられようとしております。
不思議と皆様似たようなお日にちのご予約となり、やはり午前中が混雑する時間帯となりますが、
人数制限の為に事前予約をいただくとご案内も大変行いやすく、職員とご来社の皆様の安全のために
導入したこの制度にご協力をいただきまして、職員一同有難く感じております。
近頃はお子様の体調不良による予約の延期やキャンセルのご連絡も増えておりますので、
せっかくのお祝い事を笑顔で迎えられますよう、皆様お体お気をつけてお過ごしください。
11月末日までは皆様の安全のため、各種ご祈願は基本的に「事前予約制」にて承っておりますので、
七五三に限らず、各種ご祈願をご検討の際は、まずはお気軽に社務所(048-522-1985)までお問い合わせください。
さて、例年通りではありますが、本題の通り12月8日は髙城神社の「酉の市」の日でございます。
東京では11月の酉の日を一の酉、二の酉、三の酉と言って、酉の日にお祭りをしていますが、
ここ埼玉県では、12月の2日に秩父、3日に川越、5日に深谷、6日に行田、8日に熊谷、
10日に大宮、12日には浦和と酉の市の日程が決まっており、「十日市」に代表されるように、
「市」の文字は「まち」や「いち」等、様々な呼び名がございます。
当社では「八日市」(ようかまち)と呼ばれており、明治39年(1906年)から始まり、毎年「12月8日」に祭典を執行しています。
境内南側の熊野社の傍には「熊谷酉の市起原碑」が立っておりますので、お参りの折には是非ともご覧ください。
髙城神社の縁起物の熊手御守は「かきこめ」と云われ、福運や財をかきこむという縁起から、
開運・開拓・殖産・商売繁盛・家内安全の御守として授与されています。
この熊手御守もお色の違いでいくつか種類をご用意しておりますが、こちらはご商売をされているお店の方だけでなく、
”ご家庭に幸せをかきこむ”ということで一般家庭の方でも、もちろんお受けいただけるものでございます。
下記に熊手御守の画像を添付致しますのでご参照いただければと思います。
12月8日の当日は午前10時に神社で祭典が行われ、祭典執行後より順次、神社奉製の熊手御守の授与が始まります。
また併せて御朱印についてですが、当日はお持ちいただいた御朱印帳への直接の記帳は行いませんので、
御朱印をお受けの方には、事前に用意致します酉の市限定の書置きの御朱印を頒布させていただく形となります。
なお境内周辺の道路は、当日の13時~22時まで交通規制がかかる範囲がございますのでご注意ください。
当日は境内にお車で入ってくることは出来なくなっておりますので、神社の近くにございます「熊谷市役所」様、
並びに「八木橋百貨店」様には、酉の市でご来社の方に限り無料で駐車場の開放ということでご用意いただいております。
ご来社をいただく際は是非ともこちら様方の駐車場をご利用いただきますようお願い致します。
昨年同様に、本年も「露天商」と「熊手商」の皆様にご出店をいただきますので、にぎやかな夜になるのではないかと思います。
インフルエンザ等を含めた感染症の拡大状況は、ここ熊谷市内でも連日変動的となっております。
やはり状況によっては各種規制・制限を改めて行う場合もございますので、変更在り次第まずはHPにてお知らせ致します。
引き続きこちらのHPをご確認いただくか、社務所までお問合せいただければと思います。
週替わりで暖かさと寒さを繰り返す荒れた日々ですが、ご自愛いただき、体調など崩されぬようご注意してお過ごしくださいませ。
高城神社社務所 048-522-1985(9:00頃~16:00頃、仏滅日は閉館)