胎内くぐりを終えて
本年も薄曇りの中、胎内くぐりを無事に終えることが出来ました。
少しだけ霧雨のようになる時間帯もございましたが、神事の最中は雨に打たれることもなく、
周辺にいらっしゃった方も含め皆様とご一緒に茅の輪をくぐることが出来ました。
神事の際にご協力いただきました皆様誠にありがとうございました。
午後三時よりは神職が御本殿にて大祓詞奏上のご奉仕をさせていただきました。
こちらはお祓いの祝詞である大祓詞を奏上することで、皆様の半年分「ツミ・ケガレ」を
祓い、残りの半年を健やかにお過ごしいただくための行事となっております。
やはりお電話や直接社務所にて、人形(ひとがた)は有るのか無いのかといったお問合せを
頂戴することが多々ございましたが、感染症対策の為、先述の通りお出しはしておりませんでした。
代わりにご用意致しました夏越の「大人形(おおひとがた)」へ皆さま方にご記入をいただきましたが、
終ってみれば大変多くの方にお名前をご記入いただくことができ、また感染症対策にもご協力を
いただき、重ね重ねご来社いただきました皆様に御礼申し上げます。
この大人形は寄せ書きのような形で運用を始めてみたものですが、来年以降もご用意して、
新しい夏の風物詩として髙城神社から広めていければと思っております。
昨年同様何ごとも縮小傾向となり寂しい限りですが、来年以降はまた賑やかにできますこと、
また一日でも早い事態の収束と皆様のご無事を祈念し、令和三年度胎内くぐりのご挨拶とさせていただきます。